50代からの終活ノート

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【終活】おひとりさまの終活で最低限おさえておきたい5つのポイント

【終活】おひとりさまの終活で最低限おさえておきたい5つのポイント

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終活についていろいろ調べる中で、私はほんとうに何にも知らないんだ・・ということを実感しています。。初めて目にする用語も多いです。終活と言っても幅広く、断捨離してエンディングノートを書いて終わりかと思っていたら、そうはいきません。特におひとりさまはしっかり考えなくちゃいけないことが多い気がします。

というわけで、今日は「おひとりさまの終活について最低限おさえておきたいポイント」というテーマでいきたいと思います。5つ挙げますが、今回はあまり深掘りはしません。これから重点的に調べていかないといけない重要事項ということで、備忘録として記録しておくことにしました。

おひとりさま終活のポイント①遺産の相続先・遺言書

おひとりさまに限らず遺産の相続先は決めておく必要があります。通常は遺言書に書きます。おひとりさまの場合、相続人がいるケース、いないケースに分かれます。相続人がいないケースは、何もしなければ遺産は国のものになります。国ではなく希望のところに寄付したい、特定の人に相続したい場合、きちんと遺言書を書かなければいけません。

遺言書は

  • 「自筆証書遺言」
  • 公正証書遺言」
  • 「秘密証書遺言」

の3種類があります。法務局で「自筆証書遺言」を預かってくれる制度も始まりました。遺言書をどれにするかについては、それぞれメリットデメリットがあります。私は自筆証書遺言の法務局保管制度を使えればいいなあとぼんやり思っています。子どものいない私のようなおひとりさまは元気なうちにExcelで目録作って添付した自筆証書遺言を書くのがいい気がします。このあたりはもう少し勉強して記事にできればと思います。

  • 遺産を誰に相続するか
  • 遺言書をどのスタイルで書くか

遺言を実際書く書かないは置いておくとしても、上記2点は考えておくといいですね。公正証書遺言など正式に作らなくても、下書きや遺産目録などは前もって準備しておく方がよいと思います。寄付したいのであればどこに寄付をするのかなども含め。

たとえば「おひとりさま信託」は銀行が準備するエンディングノートに記入(フォームに入力)すれば、それが死後事務委任契約に直結する内容となるため、遺言書自体は必須ではありません(と認識しています。違っていたらすみません)。

おひとりさま終活のポイント②身元保証

おひとりさま終活のポイント②身元保証おひとりさま終活のポイントとして、身元保証もあります。

  • 病気になって入院する時
  • 老人ホームなどの施設に入居する時

このような場合に身元保証が必要になります。つまり連帯保証人ですね。

連帯保証人をお願いできるあてがない場合、終活サービスで「身元保証」を提供しているところもありますが、かなりの費用がかかります。何万、十数万円かかります。

私も入院した経験があるのでわかりますが、連帯保証人の署名が必要な上に、前払い金を払わされることもありました。病院側も費用を取り損ねたくないということなのでしょうが、連帯保証人に前払いというのは過剰な気がします。

長野の諏訪赤十字病院は今年から、保証会社を利用することにより入院時の保証人が不要となる「連帯保証人代行制度」を導入したそうです。

入院する際には一般的に、連帯保証人が必要とされますが1人暮らしの高齢者など、確保が難しい人もいるのが現状です。 制度の導入によって入院の手続きがスムーズになったり、医療費の回収業務の効率が良くなることが期待されています。 諏訪赤十字病院には毎年、約1800万円の未回収金があるということです。 Yahooニュース/入院時には連帯保証人が必要…一人暮らしの高齢者はどうすれば?入院時保証人代行制度を諏訪市の病院が導入【長野】

年間1800万円の未回収金がある・・・病院側の立場になると連帯保証人をつけ前払い金も徴収、というのもいたしかたない、さっきは過剰だなんて言ってごめんよ・・・と同情してしまいます。長野の病院のように保証会社を入れるのは病院、患者双方に都合のいいシステムですよね。

思えば、賃貸住居も昔は連帯保証人を立てるのが普通でしたが、今はほとんどが保証会社を使っています。

病院の連帯保証人も「保証会社か連帯保証人のどちらか」のように選べるようになるといいと思います。

おひとりさま終活のポイント③後見人

おひとりさま終活のポイント③後見人後見人。聞いたことのある言葉ではありましたが、あまり深く考えたことはありませんでした。

ピンピンコロリで逝く場合、後見人は要りませんが、認知症などの病になって財産の管理や事務手続きができなくなったら後見人を立てることになります。

終活においては、

このワードは覚えておく必要がありそうです。後見人を家庭裁判所が決める(成年)か、ボケないうちに自分で決めるか(任意)という違いです。

おひとりさまでもそうでなくてもそれなりの時期にきたら任意後見人を立てた方がよいと思いますが、身寄りのない場合、有料の終活サービスを使うことになり、費用がかかるため、いつ手続きをするか悩ましいところです。

身近に任意後見人になってくれそうな人がいる場合は、打診しておくのがよいですね。任意後見人には報酬を支払うのが一般的ですが、身内なら費用も抑えられます。任意後見の場合、任意後見監督人を任命する必要があり、その人に支払う費用も必要になります。

後見人についてはまだわからないことが多いので、じっくり勉強していきたいです。

おひとりさま終活のポイント④お墓

おひとりさま終活のポイント④お墓お墓については、海へ散骨とか樹木葬でいいかな~と漠然と思っていましたが、自分のことより前に、先祖の墓をどうするかという問題があるんですよね。

墓じまい。改葬。

今回、終活の勉強をするようになって知った言葉です。

墓じまい 墓石を撤去して、更地にして使用権を墓地の管理者に返却すること 改葬 埋蔵されている遺骨を他の墓地や納骨堂に移すこと

実家の近くのお墓を、子どもの代で墓じまい・改葬するケースが増えているようです。

自分の入るお墓についてばかり考えていたけど、実家のお墓問題もけっこう悩ましいなあという気がしています。

おひとりさま終活のポイント⑤死後事務委任契約

おひとりさま終活のポイント⑤死後事務委任契約

死後事務委任契約も、今回調べはじめてから初めて知った言葉です。身寄りのないおひとりさま、もしくは身寄りがあってもあまり迷惑をかけないと思っている人は、亡くなった後の一連のことをお願いするために死後事務委任契約を結ぶことになります。

任意後見人もそうですが、自分がボケないうちに死後事務委任契約を結ぶ必要があります。

探せばいろいろなサービスがヒットします。社団法人、士業法人(司法書士行政書士の事務所)がやっているところが多いです。「おひとりさま信託」のように金融商品としても登場しました。まだまだ歴史の浅いビジネスなんだと思います。でも超高齢化社会のニーズをふまえたくさん終活サービスが出てきている・・・という現状なのではないでしょうか。

死後事務サービスを探す時に口コミが見てみたいけど、いかんせん、死後事務ですからね・・・(^^;) 口コミできる方はお亡くなりになっています。死後事務委任契約の相場があれば知りたいけれど、なかなかわからないです。ググってみても料金はお問合せくださいみたいなところが多くてビビります。寿司ネタの「時価」みたいにちょっとひるみます。安い買い物ではないし、気を引き締めて引き続きいろいろ調べたいと思います。

おひとりさま終活のポイント・まとめ

おひとりさま終活のポイント・まとめ今日は、おひとりさまの終活で押さえておきたいポイントを挙げてみました。

  • 相続人は誰か、寄付の宛先、遺言書の書式は何か
  • 連帯保証人になってくれそうな人はいるか
  • 任意後見人になってくれそうな人はいるか
  • 先祖のお墓(墓じまいは必要?)、自分のお墓
  • 死後事務委任契約はどこにお願いするか

他にもいろいろあるとは思いますが、どれもしっかり考えておかなければいけないトピックですね。遺言書や後見人など、深掘りすると法律用語が飛び交ってチンプンカンプンで挫折しがちです・・・

上のトピックは今後、いろいろ情報を集め整理し、できるだけわかりやすいかたちで記事にできたらと思います。

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