50代からの終活ノート

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【終活】遺影がない?!-写真が撮られるのが苦手な人の遺影対策-

(本ページではアフィリエイトを利用し商品をご紹介しています)

突然ですが、写真を撮られるのはお好きでしょうか?

私は写真を撮られるのが苦手です。


旅行に行っても、写真を撮るのは景色や食べ物ばかり。最近撮った自分の写真ってあったっけ?? てなことになっています。

もし私があした交通事故にあって死んでしまったら、遺影に使われる写真はどれだろう?と考えてみると・・・探す人はなかなか大変な気がする。

映画「アイ・アム まきもと」はおひとりさまのお見送りがテーマ

去年公開された映画「アイ・アム まきもと」では、おひとりさまで亡くなった人の葬儀を担当する市の職員が、遺影になる写真はないかと故人宅を探すシーンがありましたが、ようやく見つかったのは証明写真でした。

遺影に証明写真。リアルな描写に私はまったく笑えませんでした。思い返すと、私も最近撮った写真はマイナンバーカード作成の時の証明写真なのです。

「アイ・アム まきもと」のあらすじ
独りで亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本は、つい自らのルールを優先してしまい周囲に迷惑がられていた。ある日、身寄りなく他界した老人・蕪木の埋葬が最後の仕事となる。牧本はわずかな手掛かりを頼りに蕪木の娘を捜すことに。
U-NEXT「アイ・アム まきもと」より

「アイ・アム まきもと」はシリアスなテーマを扱っていますが笑いあり涙ありのエンターテイメント作品で、最後はしずかな感動で幕をとじるとても素敵な映画でした。とくにおひとりさまの終活を考えていらっしゃる方には観ていただきたい映画です。

遺影になる写真がないと遺族が困ります。おひとりさまも同じ。「アイ・アム まきもと」のように写真はないかと家の中を探し回ることになり、とても迷惑をかけてしまうことに。

遺影なんてなんとでもなる・・・とも思うけれど、人生の終わりのエチケットとして、遺影のことも考えなくては・・・となんとなく考える今日この頃。

今日は、終活の中でもつい忘れがちになる「遺影」について考えてみることにしました。現在50代の私が考える遺影対策についても書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

U-NEXT で「アイ・アムまきもと」を見る(PR)

写真嫌いな人のための遺影対策

終活の一環として遺影対策はどうしたらいいのでしょう。
私のように写真嫌いな人も世の中には多いはず。
写真嫌いな人のための遺影対策を考えてみました。

  1. 写真を整理してみる
  2. 生前撮影
  3. 自撮りする

【1】写真を整理してみる

まずは今までの写真をチェックします。今まで撮影したものの中から遺影になる写真はないか探してみましょう。
ですが私のように写真嫌いだと、手元に全く写真がない方も多いかもしれません。

【2】生前撮影

既存の写真がない場合、あらためて撮影することになります。

自撮りする

写真が苦手な人は、そもそも撮られること自体が苦手なのです。
そんな場合は思い切って自撮りしてしまいましょう。
三脚を使い、自分で撮影します。
三脚は家電量販店で買ってもいいですし、レンタル することもできます。

プロにお願いする

せっかくだからプロにお願いするというのも一案です。

おすすめの撮影サービスをご紹介しましょう。


ハーベスト・エイジ・フォト美光写苑

八戸、東京、千葉、栃木、大阪にスタジオがあり、出張撮影も可能です。

銀座SILKIA

生前遺影に特化したプランがあるのは「銀座SILKIA」。
料金はヘアメイク付きで2万円代から。
ヘアメイクが付いているのは女性には嬉しいものですよね。

 

【3】既存の写真を加工

現在50代の私が、一番現実的に考えているのがこの方法です。
プライベートで撮った写真を、プロにお願いして遺影用にきれいに整えてもらう方法です。
おすすめの写真加工サービスがこちらになります。

写真加工のスマイル(遺影写真の加工注文)
https://portrait.photoedit.work/


手持ちの写真をオンラインで送付すると、遺影用の写真に加工してくれます。

おすすめポイントその(1):集合写真やパジャマ姿でもポートレートに加工してくれる

 こちらに加工事例が紹介されています。

病室で撮られたパジャマ姿や、施設での車いす姿も、ちゃんとポートレートに加工してくれます。

特に依頼が多いのは集合写真だそうです。
集合写真でもちゃんと遺影用に加工してくれます。

おすすめポイントその(2):無料でサンプルを作ってもらえる

こちらでサンプルを無料で注文することができます。気に入らなければ費用を支払う必要はありません
1点のみですが無料になりますので、気軽にお試ししてみるといいかもしれません。

おすすめポイントその(3):背景を選ぶことができる

背景を選ぶこともできます。

写真加工のスマイル(遺影写真の加工注文)

出典:https://portrait.photoedit.work/background/


上は選択肢のごく一部です。私が選ぶならシンプルなb7でしょうか。

おすすめポイントその(4):洋服の着せ替えが豊富

洋服の着せ替えも、多くのスタイルが用意されています。

スマイル 遺影 着せ替え

出典:https://portrait.photoedit.work/change-clothes/


私はドットが好きなので28番がお気に入りです。

おすすめポイントその(5):リーズナブルな費用

費用は最低価格として2000円となります。
希望に応じてオプション料金が別途かかります。

 

オプション
  • 服装の着せ替え(+1000円)
  • 修正(背景の修正は無料)
  • 印刷(サイズにより+20~400円)
  • 送料(+200~800円)

遺影が準備できたらどのように保管しておくか

せっかく遺影が準備できても、遺族にわかる場所に保管しておかなければ意味がないですよね。

遺影になる写真は、エンディングノート、もしくはそれに相当する書類の近くに合わせて保管しておく、これが基本かと思います。

①プリントした写真を保管
②USBドライブに保存し、USBドライブを保管
③「遺影はスマホorパソコンの××に保管している」とメモを残す

 

私は②USB保管にしようと思いますが、念のため3つの中から2つ以上の方法で保管するのが万全だと思います。USBメモリはお安く買えますので、終活でデータを遺す方法のひとつとして、1本持っておくのもよいと思います。