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【終活】全国シルバーライフ保証協会の終活サービスを調べてみた

【終活】全国シルバーライフ保証協会の終活サービスを調べてみた

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全国シルバーライフ保証協会の終活サービスの資料を取り寄せてみたので、今日はそのことについて記事にしてみたいと思います。

2022年7月末現在の情報となります。資料を基にした情報ですが、あくまで個人的な理解のために整理しながら記入した内容となりますので、最終的には全国シルバーライフ保証協会のWEBサイトなどを参照頂くようお願いします。

「全国シルバーライフ保証協会」とは

オーカスタイル正式名称は「一般社団法人全国シルバーライフ協会」です。ベストファームグループという士業法人の一法人です。

ベストファーム 会社概要 https://www.bestfirmgroup.jp/company/outline/

福島の会社ですが、東京にも支店があるようです。

そういえば、三井住友信託銀行の「おひとりさま信託」でも、死後事務の委託先は「一般社団法人安心サポート」で、これも社団法人でした。社団法人は非営利団体。「社団法人 死後事務委託」で検索すると、死後事務を取り扱う社団法人がいくつもヒットします。死後事務は社団法人団体が請け負うものなのでしょうか。無知ですみません。

「おひとりさま信託」は三井住友信託銀行、今回は一般社団法人全国シルバーライフ協会のサービスです。銀行、士業法人、提供母体が異なります。どのような違いが出てくるのでしょうか。

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービス

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービス全国シルバーライフ協会の終活サービスは「オーカスタイル」という名称で、身元保証や見守りサービスから死後事務まで、幅広く高齢者の生活を支援する内容です。

全国シルバーライフ保証協会/保証プラン https://www.bestfirmgroup.jp/zenkoku-sl/hoshou

「オーカスタイル」というのは、「人生を謳歌するライフスタイル」というところから名付けられたそうです。

「オーカスタイル」でお願いできることを大まかに挙げてみましょう。

遺言作成 公正証書遺言作成
入居身元保証 高齢者施設入居の「身元保証人」
入院時の身元保証、手続き 入院時の身元保証や入院手続き
後見サポート 任意後見契約で決めた支援をおこなう
見守りサービス 訪問、見守り用ツールの設置など
生活事務サポート 介護事業者との協議、生活上必要な事務や財産管理など
死後事務 葬儀、納骨、遺品整理、親族への連絡など

三井住友信託銀行の「おひとりさま信託」の内容との違いを表にしてみました。

内容 おひとりさま信託 オーカスタイル
遺言作成 ×
エンディングノート ×
身元保証 ×
後見サポート ×
生活事務サポート ×
見守りサービス
死後事務 (※)

※:一般社団安心サポートへの紹介

「オーカスタイル」の方が守備範囲の広いことがわかります。「オーカスタイル」は士業法人が母体であるため、対応できることが多いということでしょうか。遺言作成も有料ではありますが公正証書で作成してもらえ、施設入居や入院時の身元保証もある点はメリットとして大きいと思います。たとえば認知症になってしまったら後見サポート(法人として任意後見人となり支援する)というサービスもあります。

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスのしくみ(図解)

オーカスタイルのサービスを図式化すると下記のようになります。

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスのしくみ(図解)

おひとりさま信託は、母体が銀行だったので預託金は直接銀行に預けました。オーカスタイルでは、預託金は全国シルバーライフ保証協会を通じて信託会社に預けることになります。

また、おひとりさま信託で死後事務については社団法人を紹介されるかたちでしたが、オーカスタイルでは直接全国シルバーライフ保証協会にお願いすることになります。生前の身元保証、後見サービスから死後事務まで一貫してお任せできるという点が大きなメリットになりますね。

契約から死後事務までの流れ

契約から死後事務までの流れは下記のようになります。

  1. 見積り、申込み
  2. (審査)
  3. 基本契約・費用と預託金の支払い
  4. 公正証書契約
  5. (入居契約)
  6. (生活事務サポート)
  7. (任意後見サポート)
  8. エンディングサポート(身柄ひきとり、葬儀、埋葬など)
  9. 遺言サポート
  10. 相続手続き

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスでかかる費用

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスでかかる費用全国シルバーライフ保証協会の「オーカスタイル」を利用する際の費用をまとめてみました。2022年7月時点の情報となります。

契約時の費用

基本契約料金以外はオプションとなります。遺言作成をお願いすると安くなる部分があるようです。

項目 費用 備考
基本契約料金 462,000円(遺言作成を依頼) 528,000円(遺言作成を依頼しない) 預託金100万円まで。これ以上預ける場合、3%+消費税の追加料金が必要
遺言作成 132,000円 公正証書遺言。契約後6ヶ月以内に作成
入居身元保証 330,000円
入院手続き 44,000円 入院:27500円、退院:16500円
後見サポート 財産管理:16,500円/月 後見サポート:33,000円/月 後見サポートは任意後見契約が必要
見守りサービス (有料) 33,000円(初回) 4,510円/月 警備保障会社の人感センサー設置
訪問時料金 5,500円/時間 保証人として年1回以上の訪問面談時の費用

月額料金

月額料金は契約後、月々かかる料金です。これも遺言作成をお願いすると安くなります。

項目 費用 備考
月額料金 1,650円(遺言作成の場合) 5,500円(遺言作成しない場合) 遺言作成を依頼しない場合、定期連絡・緊急連絡受付料(3,850円)が有料となる

入院、死後事務費用

オーカスタイルの死後事務費用は、

  • 初期対応パック(葬儀社への連絡など)
  • 葬儀納骨パック(葬儀、埋葬、入院精算など)
  • 手続き代行パック(年金停止、保険証返納、遺品整理など)

このうち何コ利用するかで、

  • 1つ利用:Ⅰ型
  • 2つ利用:Ⅱ型
  • 3つ利用:Ⅲ型

とパターン分けし、さらに遺言作成を依頼するかしないかで料金が変わります。

項目 契約時料金 預託金(要相談)
Ⅰ型(遺言作成しない場合) 209,000円 50万円~
Ⅱ型(遺言作成しない場合) 231,000円 80万円~
Ⅲ型(遺言作成しない場合) 275,000円 130万円~
Ⅰ~Ⅲ型(遺言作成の場合) 198,000円(※) 要相談

※審査あり。審査結果によっては預託金が必要になる。

入院保証オプション

入院する時の「身元保証人」を依頼する時の費用です。これをお願いするには

  • 初期対応パックの加入が必須
  • 契約者より若く4親等以内の親族があること

という条件があります。

項目 費用 備考
基本契約料 126,500円
入院時保証料 16,500円 1回の入院ごと
入退院手数料 5,500円/時間(9:00-18:00) 6,600円/時間(上記以外)

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスでお願いできないこと

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスでお願いできないことオーカスタイルでお願いできないこともあります。

  • 医療行為への同意
  • 故人の遺産を超える支払い
  • 高齢者施設や賃貸契約の際の連帯保証人の引き受け

「医療行為への同意」とはたとえば手術のような時。こういった同意書へのサインはお願いすることができません。

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスについて感想・気になること

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービスについて感想・気になること

オーカスタイルの終活サービスは、おひとりさま信託に比べるとかなりサービスが幅広いというのが印象的でした。また基本契約料金は支払う必要はあるけれど、他はオプションなので必要なものだけ依頼すればよく、自由度の高いサービスだと思います。

おひとりさま信託では死後事務についての具体的な費用がまったくわからなかったけれど、オーカスタイルは詳細の料金が出ていたので参考になりました。しかし、これも最低限の費用なので、もう少しかかると思っておいた方がよいかもしれません。

ただ・・・これが相場に比べてどうなのかわかりませんが、いっこいっこお金がかかりますね。本当に高い。おひとりさま信託では最低限300万円の預託金が必要だったけれど、やはりおひとりさまでいろいろお願いしようとすると少なくともそれくらい必要だ、ということなんでしょうか。(50万円くらいでなんとかならないかな)心の中でつぶやくわたしがいます。。

ワンストップでいろいろお願いしようとすると、それなりの値段になるんですかね。

気になったのはやはり死後事務費用。遺言作成をお願いするしないでかなりの価格差があったことでした。審査の内容についても気になります。

パンフレットには「首都圏エリアで死後事務執行150件超」とありました。2013年からの実績だそうです。年にだいたい数十件程度。まだまだマイナーなビジネスと言うことなのかな。でもきっとこれから増えていくビジネスのような気がします。

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービス・まとめ

「全国シルバーライフ保証協会」の終活サービス・まとめ今日は全国シルバーライフ保証協会の終活サービス「オーカスタイル」ついて調べたことを記事にしてみました。

  • 全国シルバーライフ保証協会の母体は士業法人
  • 身元保証、入院手続き、遺言作成、安否確認、生活事務など幅広いサポート体制
  • 遺言作成を依頼すると費用が安くなる

母体が士業法人であり死後事務の実績もあるので安心してお任せできそうな気はしました。

終活サービスをワンストップでお願いできるのはメリットですが、本当に全部お願いするとかなりの費用になりそうです。引越しでは荷造りしたら費用が安くなりますが、終活サービスでもそういうのが出てきたらいいのに、なんて思います。おひとりさま用ライトプランとか。お金を出せばなんでもやってくれる終活業界ですが、どっぷりお世話になりすぎないようにぎりぎりまで健康でいたいものです。

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【終活】「おひとりさま信託」問い合わせしてみた

【終活】「おひとりさま信託」問い合わせしてみた

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先日、三井住友信託銀行の「おひとりさま信託」について記事にしてみました。

sykt.hatenablog.com

その時疑問に思ったことを三井住友信託銀行に問合せてみたのでそのことを記事にしてみようと思います。

あらためて「おひとりさま信託」とは

「おひとりさま信託」をかいつまんで説明すると

まとまったお金を預けて、依頼者が亡くなった後にかかる諸々の事務費用を預けたお金から精算して残りのお金を相続人(または寄付法人)に返却する

というサービスです。銀行が出しているため金融商品という位置づけです。「おひとりさま信託」は信託商品にプラスアルファとして

このようなサービスが付いてきます。信託商品にエンディングノートや見守りサービスがオマケとして付いているというイメージです。死後事務については直接関わるのではなく、提携の社団法人を紹介してもらうというかたちになります。

一番気になるのが必要な費用です。「おひとりさま信託」には「金銭信託タイプ」と「生命保険タイプ」があり、それぞれかかる費用をまとめるとこのようになります。

金銭信託タイプ 生命保険タイプ
申込金 300万円以上(1円単位) 金銭信託 50万円以上(1円単位) ②死亡保険金債権信託 死亡保険金額が250万円以上
信託報酬 (手数料) ①開始時:33,000円 ②終了時: ・110,000円 ・契約年数×6,600円 ③運用報酬:毎年3・9月 ①開始時:33,000円 ②終了時: ・110,000円 ・契約年数×6,600円 ③運用報酬:毎年3・9月 ④保険契約にかかる費用 ⑤保険契約2本目以降55000円
死後事務費用 最低報酬額  33万円 (死後事務委任契約の費用) 最低報酬額  33万円 (死後事務委任契約の費用)

「おひとりさま信託」について私が抱いた疑問と問合せ結果

「おひとりさま信託」について私が抱いた疑問と問合せ結果

「おひとりさま信託」のパンフレットを取り寄せて読み概要はわかったのですが、ところどころわからない点もありました。たとえば、

  • 死後事務の具体的な料金
  • 生命保険タイプの保険料
  • 未来の縁-ingノートとは具体的にどんなものか
  • 身元保証のサービス

パンフレットにフリーダイヤルがあったので、電話してきいてみることにしました。

死後事務の具体的な料金

Q:死後事務委任契約をした場合、相場としていくらかかりますか?

死後事務の費用としてパンフレット上では「最低報酬33万円」とあったのですが、最低費用ではなく一般的な費用を知りたくて質問してみたところ「ケースバイケース」とのことでした。葬儀や墓をどんなものにするかによって全然違ってくるそうです。信託金が最低300万円になっていますが、内容によっては足りないこともあるそうです。しかし、概ね300万円以内で収まる前提での金額設定とのことでした。

生命保険タイプの保険料

Q:「生命保険タイプ」での保険料は大体いくらになりますか?

「おひとりさま信託」には現金を預ける「金銭信託タイプ」と保険金でまかなう「生命保険タイプ」があります。生命保険タイプでの保険料を問合せてみましたが、これもケースバイケースとの回答でした。「○歳の場合月々○○円」などと答えてもらえるかと期待したのですが、具体的な金額はもらえませんでした保険金額、年齢、健康状態により保険料は異なるそうです。

生命保険は「おひとりさま信託」専用の保険ではなく、三井住友信託銀行が仲介する保険会社の中から一般的な生命保険を選んで加入するとのことです。

生命保険は高齢になればなるほど保険料が高くなります。健康状態の診査もなかなか厳しくなります。終身保険で加入しようとすると、高齢での加入はあまり安くない(場合にもよりますが50代半ばでおそらく月々1万円弱くらい?)と思います。

生命保険タイプは、契約時に多額の預入れが不要なのはメリットですが、高齢での生命保険加入は年齢的にむずかしいケースも多いかもしれません。契約しようとする時に生命保険タイプに加入できたらラッキーぐらいのスタンスがいいのかなと個人的には思いました。

未来の縁-ingノートとは具体的にどんなものか

Qエンディングノートの「縁-ingノート」はどんなものですか?

「おひとりさま信託」に契約すると、エンディングノート「縁-ingノート」を書く必要があります。これはWEB上のフォームに入力していくかたちになるそうです。ここで入力した内容に沿って死後事務を委託することになるようです。

身元保証のサービス

Q身元保証サービスは用意されていますか?

終活サービスでは、身元保証と死後事務がセットで契約できるサービスもあります。身元保証とは、入院の時の連帯保証人や、老人ホーム施設への入居時の保証人になってくれるサービスです。

「おひとりさま信託」は死後事務については提携する社団法人を紹介とあったのですが、身元保証について明記されていなかったのできいてみました。身元保証については、今のところ事例はないが、今後やるとすれば提携する社団法人が対応する可能性もある、とのことでした。

「おひとりさま信託」について問い合わせた結果まとめ

「おひとりさま信託」について問い合わせた結果まとめ今回は「おひとりさま信託」について感じた疑問点について問い合わせた結果を記事にしてみました。

  • 死後事務の具体的な料金、生命保険タイプの保険料はケースバイケース
  • 未来の縁-ingノート(エンディングノート)はWEBベースのフォームに入力していく
  • 身元保証のサービスは、提携する社団法人が今後対応する可能性もあり

細かい金額については、ケースバイケースで具体的な金額はよくわかりませんでした。確かにお墓や葬儀はその人その人で幅があるため仕方ないかもしれません。でも、一例としていくつかパターンが書いてあると参考になると思うのですが。。

ちなみに電話で問い合わせましたが、強引な勧誘などはなく質問に淡々と答えていただきました。ありがとうございました。

他の終活サービスもチェックしていますが、総じて思うのは「高い」。死後事務を委託しようとすると200万円は少なくとも必要かなというイメージです。もっと他のサービスも調べてみたいと思います。

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おひとりさまの悩み解決法

おひとりさまの悩み解決法

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突然ですが、悩みはありますか? ストレスを抱えてしんどい思いをしていませんか?

かく言う私も悩みの多い人間です。人の目を気にしてすぐくよくよします。「おひとりさま」であることに引け目を感じコンプレックスを抱いていたこともあります。今でもあるにはありますが、以前より図太くなったというか、開き直ったというか(笑)。

同世代の話を聞いていると、みんな多かれ少なかれ悩んでいます。

まずは健康面の悩み。50代はいろいろガタがくるお年頃です。40代からガタつき始めますが、50代は本格的にガタつきますね。こっちが調子悪いと思ったら、あっちも具合悪い。まるでもぐら叩きです。

次に仕事や人間関係の悩み。仕事の悩みも実質、人間関係の悩みではないかと。

おひとりさまはどうやって悩みを解決しているのでしょう。今日は悩みの解決法をテーマに私のエピソードを交えながら書いていきたいと思います。

おひとりさまの悩み解決法①:人に話す

おひとりさまの悩み解決法①:人に話す悩みの解決法としては、人に話すのが一番だと思います。わざわざ私がここに挙げることもないほど王道ですが、やはりこれがいい方法だと思います。会う、メールする、なんでもいいのでとにかく吐き出す。悩み、ストレスはため込むのが一番よくありません。

悩みを人に打ち明けた時、話し終わった頃にはスッキリして、悩んでいたことがどうでもよくなる、なんてこともよくあると思います。話しながら気持ちが整理されていくのでしょうね。

人に話して自分の悩みを理解してもらえると安心できる、というのは大きいと思います。人間というのは「わかってもらえない」というのがかなりストレスになります。わかってもらえた、というだけでかなり気持ちが軽くなる気がします。

なかなか自分の悩みを言い出せない時は、人の悩みを聞くといいと思います。「最近どう?」「仕事は順調?」人はそう聞かれると何かしら打ち明けたくなるものです。そして、人の悩みを聞くと自分の悩みも言いやすくなります。意外に人も自分と同じ悩みを持っていたりするんですよね。

おひとりさまの悩み解決法②:悩みを書きだす

おひとりさまの悩み解決法③:悩みを書きだす

話せる相手がいない、人に会ってもなかなか打ち明けられないという時は、思っていることを書きだすとよいかもしれません。

「今日は仕事で凡ミスしてしまった。恥ずかしい。穴があったら入りたい」

「私はこの会社に要らない人間だと思う。辞めたい」

「○○に××と言われた。そんなこと言われる筋合いはない。ひどすぎる。消えてほしい」

「○○に××と言ってしまった。ひどいことを言ってしまった。なさけない」

こんな感じで悩みや愚痴を書きだします。会社への文句、同僚への文句、自分への文句、正直に書きだします。人には言えないこともここでなら何でも吐き出せます。

ノートに書きだすのもいいし、スマホに入っているメモアプリにメモするのもいいと思います。私は後者で、何かあると打ち込んでいました。陰湿ですか? 陰湿でいいんです(笑)

書きだすことで客観視する、というのがこの作業の一番の目的です。翌日見返すと、少し落ち着いて状況を見ることができるはず。1年後に見ると、もっと俯瞰出来て「こんなこともあったなあ~」と懐かしくなると思います。私の場合、過去の悩んでいた自分にちょっと笑ってしまうこともあります。そして「よくがんばった自分!」とほめてやりたい気分になります。

おひとりさまの悩み解決法③:心療内科でカウンセリングを受ける

おひとりさまの悩み解決法④:心療内科でカウンセリングを受ける

悩みが深刻で、もうどうにもこうにもならないという場合は、心療内科を受診してみるのもよいと思います。かく言う私も数年前、悩みすぎて心療内科を訪れたことがあります。

30分くらいでしょうか、女性のカウンセラーに話を聞いてもらいました。話しながら泣いてしまったのを覚えています。私もかなりたまってたんですねえ。そのあと精神科医の診察を受けました。私は投薬するほど深刻なものではなかったようです。

受診しようと決めた時は「ついに私も心療内科に行くんだなあ」となんだかなさけない気にもなりましたが、自分は強いはず、という自信みたいなものがあったんでしょうね。心療内科はもっと気軽に行っていいと思います。

カウンセラーの質にもよりますが、私の場合は話を聞いてもらってかなりすっきりできたと思います。その時の私は、なりたい自分と実際の自分との差がありすぎて、そのことにイライラして周りにもきつく当たっていました。そのきつく当たってしまう自分に「またやっちゃった」となさけなくなって、またイライラするという堂々巡りな時期でした。

おひとりさまの悩み解決法おまけ:相談・占いサービスを受ける

おひとりさまの悩み解決法おまけ:相談・占いサービスを受ける

「ココナラ」というサービスはご存じでしょうか。 「得意を売り買い スキルマーケット」のキャッチフレーズ通り、スキルを売り買いできるサイトです。

ココナラ 公式サイト 例えば、名刺やチラシを作ってほしい、WEBサイトを作ってほしいというような時、ココナラでクリエイターを探して、作ってもらうことができたりします。

ココナラには「悩み・話し相手」というカテゴリもあって、メールや電話で対応してくれます。私はこの相談サービスを使ったことがあります。その時は人間関係に悩みひどく落ち込んでいてすがるような気持ちでした。私は電話ではなくメール相談を選んだのですが、相談サービスを購入するとアンケートが届きました。アンケートに答え、それに対してカウンセリングをしてもらうという流れでした。その時もらった言葉を今でも大事に取っていますが、とても刺さるものがありました。正直、ネットの相談サービスなんて・・と期待していなかったのですが、予想以上の内容でした。相手との相性がよかったというのもあるんでしょうね。

ココナラでお悩み相談・カウンセリング

電話で対応してくれる相談サービスもあります。

ココナラで電話相談・カウンセリング

ココナラの相談サービスの多くは匿名でOKなので気軽に受けてみるのもいいかもしれません。相談サービスというか、占いをしてもらうような感覚で受けるのもいいのかも。興味がある方には占いのサービスもあります。

ココナラの占いサービス

しかし、悩みというものはちょっとくらい抱えている方がちょうどいい気もします。大きな悩みでも解決しきれない悩みでも、内に秘めながら人にやさしくできる人は魅力的だと思います。

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【終活】FP3級(ファイナンシャルプランナー3級)取得のススメ

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突然ですがFP(ファイナンシャルプランナー)はご存じでしょうか。実はわたし一念発起してFP(ファイナンシャルプランナー)の3級を取得しました。FP3級の勉強をしてみてわかったのですが、FP3級は終活にとても役立ちます。

順序としては①FP取得→②終活に興味を持つ→③終活にFP知識が役立つとわかる、という感じでした。

今日は、今年FP3級を取った私が終活に役立つツールとしてのFP3級をテーマにお話ししたいと思います。

私がFP(ファイナンシャルプランナー)を取ろうと思ったきっかけ

私がFP(ファイナンシャルプランナー)を取ろうと思ったきっかけ 私は少し前にウェブライターの仕事をしたことがあります。FPの知識が求められる記事内容だったので、せっかくならFPの試験を受けてみようと思ったのが直接のきっかけでした。

勉強を進めるうち、FPが学ぶべき内容というのは年金や相続など終活に必要な知識もまんべんなく網羅されていることに気がつきました。年齢的にも年金や相続については、切実さが若者とは違いますのでどんどん頭に入ります(笑)

ひょんなことから受けることになったFP資格でしたが、終活に関する知識も含まれていることがわかったこともあり、FP2級も引き続き受検してみることにしました。FPで得た知識は終活にもとても役に立つということを身をもって体験しました。

FP(ファイナンシャルプランナー)とはどんな資格?

FP(ファイナンシャルプランナー)とはどんな資格?

FP(ファイナンシャルプランナー)とはめちゃめちゃ簡単に言うとお金の専門家です。これではあまりに簡単すぎますね(^^;)

結婚、マイホーム購入、子どもの進学、老後資金・・・人生のライフイベントはなにかと物入りです。ライフイベントに向けてどのように資金計画を立てるか、税制や不動産、生命保険、年金制度など幅広い知識を元にライフイベントの実現をサポート・アドバイスをするのがFPの役割です。FPは「家計のホームドクター」とも呼ばれます。

さらに細かく言うとファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格とCFP認定者AFP認定者という民間資格に分かれます。

FPの種類 実施団体 資格の種類
FP技能士(1級~3級) ※1級が一番難しい 日本FP協会 金融財政事情研究会(きんざい) 国家資格
CFP 日本FP協会 民間資格
AFP 日本FP協会 民間資格

ではFP3級をメインに見ていきましょう。

FP技能士(3級)の試験には学科試験と実技試験があります。受験方法は3通りあり、実技試験の内容が下記の通り異なります。

  • 日本FP協会で受ける(資産設計提案業務)
  • きんざいで受ける(個人資産相談業務)
  • きんざいで受ける(生保顧客資産相談業務)

 

金融機関にお勤めの人はきんざいで受ける方が多く、一般の方の場合は日本FP協会で受ける人が多いようです。ちなみに私は日本FP協会(資産設計提案業務)で受けました。

FP3級の合格ラインは

  • 学科問題60問・回答率60%以上
  • 実技問題40問・回答率60%以上

 

となります。

FP3級テストの時間は、学科が120分、実技が90分です。

FP協会、きんざい、どちらで受けるか? ですが、終活に役立てるのが目的であればFP協会(資産設計提案業務)での受検で問題ないと思います。

FP協会で3級を受ける場合、受検料は8000円(学科+実技)がかかります。

FP3級の難易度

FP3級の難易度

FP3級の難易度の目安として、直近の試験の合格率を見てみましょう。合格率は公式HPで公表されています。

種類 学科 実技
日本FP協会(資産設計提案業務) 83.37% 90.33%
きんざい(個人資産相談業務) 49.03% 62.24%
きんざい(生保顧客資産相談業務) 49.03% 45.64%

FP協会の方が合格率は高いです。実技試験は試験内容がちがうため、合格率が違うのはわかるのですが、学科はFP協会もきんざいも同じです。FP協会の方で合格率が高い理由ですが、きんざいは金融機関が団体申込するケースも多く「受験させられている」ような人も中には含まれているため、合格率があまり高くないようです。一方FP協会は個人で受ける人が多いため、資格取得の熱意が高く学習レベルも高いため合格率が高い傾向にあるようです。

日本FP協会(資産設計提案業務)で受ければ、FP3級はそんなにむずかしくありません。過去問を何周か繰り返し解けば大丈夫です。意地悪なひっかけ問題も3級ではほとんどありません

実際、受験した時のことを思い出すと、テスト時間の半分くらいで解答を書き終えている人が多かったように思います。

終活のためにFP3級をおすすめする理由

終活のためにFP3級をおすすめする理由

終活のためにFP3級をおすすめしたい理由は、FPの学習範囲が終活内容とリンクする部分が非常に多いからです。

ちなみに、FP試験は6つのジャンルに分かれています。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

 

中でも⑥相続・事業承継はまさに終活に直結する内容です。⑤不動産も相続や贈与で役に立つ登記、売買契約などについて学ぶことができます。老後資金を貯めるためには③金融資産運用の知識もはずせません。生命保険、年金保険で老後資金を準備したい場合リスク管理で保険について勉強できます。

このように、FP資格は終活をはじめようとする人にとってかなり有用な資格なのです。

FP3級 おすすめテキスト&問題集

FP3級のおすすめテキストは「みんなが欲しかったシリーズ」です。FPに限らず、資格試験のテキストは「年度」に要注意です。法改正があって内容が変わるので、最新のものを選ぶのをお勧めします。今は「'22~'23」が最新です。

この問題集↓を繰り返しやれば大丈夫です。

FP3級(ファイナンシャルプランナー3級)取得のススメ・まとめ

FP3級(ファイナンシャルプランナー3級)取得のススメ・まとめ

今日は、終活にとても役に立つFP3級について書いてみました。まとめると

  • 税制、保険など広い知識を元にライフイベント実現をサポートするのがFPの役割
  • FP資格を取れは、相続、資産運用、保険など終活に役立つ知識が得られる
  • 日本FP協会、きんざいで受検できるが、終活に役立てる目的であれば日本FP協会で受けるのがオススメ
  • FP3級であればそれほどむずかしい内容ではない
  • FP3級の受験料は8000円かかる

FP3級の直近の試験は9月にあり、申込はすでに締め切られてしまいましたが、その次は来年1月に開催されます。FP資格は終活のためにかなり役立つツールになると思います。私は数十年ぶりに試験というものを受けました。この年になると記憶力の退化との戦いでしたが(笑)、久しぶりの勉強と試験はいい刺激になりました。

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【つぶやき】わたしが50代で終活を始めた理由

【つぶやき】わたしが50代で終活を始めた理由

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終活という言葉もすっかり定着して、その認知度は95%にのぼるというニュースも耳にしました。

私はおひとりさまで、老後のことについて不安がなかったと言えばウソになりますが、今までは仕事や趣味でそれどころではなく、年齢的にもそこまでの現実感を感じなかったのでとりたてて終活について考えたことはありませんでした。

そんな私が50代で終活を始めた理由、終活について勉強しようと思ったきっかけをお話ししてみようと思います。

わたしが50代で終活を始めた理由:新型コロナ

わたしが50代で終活を始めた理由:新型コロナ2019年頃からはじまった新型コロナ感染症の流行。終活について考えるようになった大きなきっかけとして新型コロナはまちがいなくあると思います。会社にも行かず、人と会うことが極端に減り、じっとひとり家にこもって悶々としていると、自ずと「老後は一体どうなるのだろう」という漠然とした不安が頭をもたげました。

いつもなら、老後が心配などといった漠然とした不安でもんもんと悩むのはあまり好きではありません。できるだけどうして不安なのか原因をひもといて悩みたい。しかしさすがにコロナ禍ではいやが上にも考えざるを得ない状況におちいりました。

わたしが50代で終活を始めた理由:健康面の不安

わたしが50代で終活を始めた理由:健康面の不安

時期を同じくして、私は身体の異変を感じて検査を受けることになりました。検査の結果、先生曰く「もう少し遅ければガンだったよ」。良性腫瘍だと思いこんでいた(←今思うとお気楽ですが汗)ので、私は医師の言葉に驚いてしました。

しかし私も50代。いつ大病を患ってもおかしくない年齢です。入院時の保証人は誰にするかなど、現実的な問題もちゃんと考えなければ・・・と思うようになりました。

わたしが50代で終活を始めた理由:経済的な不安

わたしが50代で終活を始めた理由:経済的な不安

ガンは他人事ではないと感じた私は、同時に経済的な不安にも襲われることになります。大病を患うと働けなくなる。収入も減ってしまう。ただでさえ老後資金が足りないと言われているのに、一体どうなってしまうのだろう。私はどんどん負のループにはまってしまいました。

さらに、おひとりさまの老後、特に死後事務について調べると、委託先により違いはあれどその費用は100万~200万円かかる、などという情報も出てくるのです。

いざ200万円といった金額を目の当たりにすると、生活費以外にちゃんと準備できるのだろうか? とまた不安を感じるようになりました。

わたしが50代で終活を始めた理由:調べることが心の安定につながる

わたしが50代で終活を始めた理由:調べることが心の安定につながるコロナ禍の中、ひとり「老後の不安」についてモンモンとした挙句、私はある時悟りました。

終活にはお金が必要

もちろん健康も重要ですが、おひとりさまのエンディングはある程度のお金、人に迷惑をかけないだけのお金がないといけない、ということを実感しました。

そこから私は、

  • おひとりさまが迷惑をかけないように逝くためにはどのような手段があるのか
  • どれくらいの費用がかかるのか

ということをテーマに終活をはじめることにしました。

調べると、おひとりさま用の終活サービスもちらほら出てきています。先日記事にした三井住友信託銀行の「おひとりさま信託」もその一つです。

sykt.hatenablog.com

そして、調べることで落ち着きを取り戻す自分がいることに気づきました。おひとりさま用のサービスはいろいろあって、きっとこれからも続々と出てくるのだろう、という予感もしたのです。

コロナ禍でひとりでモンモンとしていた時は、ネガティブなことばかり考えてウツウツしていましたが、終活について調べているとワクワクするといいますか、おひとりさまでも堂々と終活していいのだ、という気持ちになるのです。堂々と終活って、なんだか言葉としてヘンですかね?(笑) いや、でも、堂々としてていいと思うのです。おひとりさまもおひとりさまじゃなくても。

今までは「おひとりさま=孤独死」という図式になる風潮があったかもしれないけれど、もうそんな時代は終わるのではないかと思います。おひとりさまでも自分の望むかたちで自由に人生の終わりを迎えたいものですよね。

わたしが50代で終活を始めた理由:まとめ

わたしが50代で終活を始めた理由:まとめ

今回は、わたしが50代で終活を始めた理由について書いてみました。

  • コロナ禍で老後の不安を強く感じるようになった
  • ガンの一歩手前と診断され、健康面の自信がなくなった
  • 経済的な不安をリアルに感じるようになった
  • 終活について調べることで気持ちが落ち着く

 

50代で終活をはじめるのは少し早いかもしれませんが、終活について調べるのは面白いです。

おひとりさま用の終活サービスはまだまだ過渡期ではあると思います。5年後、10年後にはまた新しい時代になり「10年前はああだったなあ」と懐かしく振り返ることになるだろう。。そんな気もしています。

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【読んでみた】「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

【読んでみた】「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

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1冊の本を読みました。

紫苑「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

近所の大型スーパーの中にある小さな書店で平積みされていたのをふと手に取ったのがきっかけです。近頃ではなかなか本を「買う」までいかなかった私ですが、店頭でぱらぱらと一読しただけで「買ってじっくり読みたい」と思い早速購入して帰りました。

人気のブログが書籍化されたようです。

本のタイトルにもあるように、年金5万円で日々の生活を楽しんでいる著者紫苑さんの日常がつづられています。

「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」でつづられた紫苑さんの暮らしの魅力3つ

この本に出てくる紫苑さんの暮らしぶりは、年金5万円とは思えないほど豊かなものです。この本を読んで感じた紫苑さんの暮らしの魅力を5つ挙げてみたいと思います。

簡単でおいしそうな料理

紫苑さんは食費を月1万円でおさめているそうです。1万円! わたしもひとり暮らしですが、食費はもっとかかります。すぐ2、3万円いきます。でも紫苑さんは月1万円のの食費で、栄養バランスのとれたおいしそうな自炊料理を楽しんでいます。野菜を中心に、肉、魚を交互に食べるそうです。シンプルな調理法だけど調味料はバリエーション持たせて飽きないように工夫されています。

センスのよいハンドメイド、DIY

表紙のブルーの服は紫苑さんのリメイクです。いらないシャツを縫い合わせて作ったそうです。すてきですよね。他にも息子さんのシャツをリメイクしてエプロンにしたり、娘さんの就活用のシャツに付け襟をつけたり。紫苑さんのリメイクは見るだけでうっとりするほど素敵です。リメイクするのを楽しまれていることが紙面からも伝わってきて、こちらもワクワクしてきます。

きれいごとじゃないことも書いてくれる

紫苑さんは今は節約生活でつつましくも充実した生活を送っていらっしゃいますが、そこに至るまでの紆余曲折もこの本にはつづられています。紫苑さんも昔はそうだったんだ・・ととても共感できます。そしてそれを経ての生活に対する考え方はとても説得力があります。

たとえば、紫苑さんは昔は甘いもの中毒で甘いものにけっこうなお金を割いていたり、着物にハマって散財していたり、紫苑さんもかつては欲望まみれだったんだと親近感がわくのです。わたしはただいま欲望にまみれておりますが(笑)、紫苑さんのようなシンプルで豊かな暮らしにはとても憧れがあります。なかなかハードルは高いけれど(^^;)

胸に刺さる紫苑さんの言葉

人はあと少しで手が届くものを欲しがる 紫苑「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

これは第7章の最初の見出しです。人のサガを言い得たパンチラインですね。私はこのフレーズを目にしてこの本を買おうと決めました。

節約レシピやおしゃれなリメイクなど、紫苑さんの具体的な生活指南ももちろん役に立つし読みどころ満載なのですが、個人的にぐっときたのは第7章「欲望はこうして抑えて、賢く使おう」、第8章「不安がなくなり、生き方が楽になる」というラストの2章でした。

おひとりさまとして老後を考える時、お金問題ももちろん重要ですが、メンタルをどうコントロールしていくかというのが大きなテーマだと思っています。紫苑さんの本の終盤は、特に気持ちのありようについてつづられており、胸に刺さる言葉たちが数多く並んでいます。

「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」の感想まとめ

「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」の感想まとめ

今日は紫苑さんの本「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」を読んだ感想を記事にしてみました。この本の魅力をまとめると、

  • 簡単でおいしそうな料理、おしゃれなリメイクやDIYがたくさん紹介されている
  • きれいごとだけじゃない部分もつづられているから説得力がある
  • おひとりさまの老後ライフの指南になるような名言至言が続々

豊かな暮らしというのは「お金」だけじゃない。もちろんお金も必要だけど、ほどほどのところで満足できる対応力と、小さな楽しみに気づける感受性が大事なんですね。紫苑さんの本を読んでそう強く感じました。

終活について考えるということは、自分とお金について向き合うことなんだとつくづく思いました。

おまけ:紫苑さんの本に私の大好きなドラマ「すいか」の話題が出てきました。うれしい! 紫苑さんの世界観は言われてみると「すいか」にも通じるかもしれません。

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【整理・断捨離】銀行口座、クレカなどの整理をやってみた【終活】

【整理・断捨離】銀行口座、クレカなどの整理をやってみた【終活】

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終活の第一歩としてお金関係を整理することにしました。終活じゃなくても普段からちゃんとすべきなのでしょうが、私の場合なんとなく「大事そうなものがまとまって雑然と束になっている」という状況で(^^;)、銀行とかクレジットカードとか保険証券とかお金周りをあらためて整理しておかなくちゃと思った次第なのです。

お金関係の整理の”テーマ”

今回のテーマとしては、お金の出入りがあるものについて一通り整理することにしました。私は勤め人なのですが、天引きで引かれる年金や健康保険等は今回は含めませんでした。

銀行口座やクレジットカード、保険、光熱費など支払い方法など、Excelを使ってなんとなく管理はしていたのですが、紙レベルでは銀行からきた書類をなんとなく保管しているだけです。誰かが見てパッとわかるかというと厳しい。今回の目標は、

明日わたしが突然死したとき、第三者が見てわかること

ということにしました。ひとまず「紙」で自分じゃない誰かが見てもぱっとわかることを心掛けて整理することにしました。

お金関連の整理その①:銀行口座

みなさんは銀行口座をいくつ持っていますか? 私は今回整理した結果、7つありました。これでも3つ口座を解約したのですが(汗)

7つの口座は現時点で必要なのでひとまずこのまま行きますが、もう少し年をとったら減らすつもりです。

使っていない口座があったら早めに解約した方がいいですね。ネット銀行はネットで解約できますが、そうでない場合は店頭での手続きになり、面倒です。人生後半は銀行口座は最低限の数で管理していった方がよいですね、管理の面で。お金の少ない口座はできるだけ解約してまとめておくのがよいと思います。

銀行口座の整理の際には、紙に

  • 銀行名
  • 支店名
  • 口座番号
  • ユーザーID(ネット銀行の場合)
  • 銀行印捺印

 

を記入しました。パソコンで作成して印刷してもいいと思います。これに通帳を合わせて保管しました。銀行印、キャッシュカードの暗証番号、ネット銀行のパスワードは別で管理することにしました。

お金関連の整理その②:クレジットカード

クレジットカードは、整理して3枚になりました。本当は1枚でよいのですが、家賃の支払いがエポスカードでできるため、ポイ活のため使っています。

クレジットカードの整理では
  • クレジットカードのコピー(セキュリティコードはコピーしない
  • 会員サイトのユーザーID
  • 支払い口座
  これがわかるようにしました。カード発行の時に送付されるカードの台紙に、ユーザーIDを記入すればよいと思います これも会員サイトのパスワードは別管理にしました。終活が本格化したら一覧にしようと思います。

お金関連の整理その③:保険

私は生命保険2つ、年金保険1つ、医療保険1つ加入しています。
  • 保険証券
  • 会員サイトのユーザーID
  • 支払い方法
  この3つをまとめました。これも会員サイトのパスワードは別管理にしています。

お金関連の整理その④:公的年金

公的年金については下記をまとめました。   ねんきんネットはログインできるか確認しました。パスワードは別管理です。ねんきん定期便は、むかし紙で届いていたもので、ネットで確認できればもう破棄してもいいと思うのですが、捨てきれず・・これは捨ててもいいんでしょうね。

お金関連の整理その⑤:光熱費・通信費などの固定費

お金関連の整理その⑤:光熱費・通信費などの固定費 続いて固定費です。
  • 支払い方法(カード名)
  • 支払い頻度(月々、各月、年1回など)
  • (会員サイトがある場合)ユーザーID
  この項目を一覧にしました。私の場合、定期的に支払っているものは、これだけ↓ありました。
  1. 電気
  2. ガス
  3. 水道
  4. 携帯電話
  5. NHK受信料
  6. ウイルスソフト
  7. レンタルサーバ

お金関連の整理その⑥:住まい関連

賃貸契約のチェックポイント私の住まいは賃貸なので、
  • 賃貸契約書
  • 家賃の支払い方法
  • 火災保険証書
  • 火災保険のサイトのユーザーID
  • ネット回線の契約書類
  • ネット回線のサイトのユーザーID
  以上をまとめてわかるようにしました。

お金関連の整理その⑦:投資関連

私は少額ですがつみたてNISAと株、投信を少し持っています。
  • 証券会社のログイン情報
  • 入金口座
  これらをメモした紙をファイリングしました。楽天証券なので紙の証書はありません。

お金関連の整理その⑧:その他

その他としては、交通系ICカードです。コピーを貼り付けました。suicaと私鉄系の2枚をメインで使っています。モバイルsuicaなどに切り替えたいのですが、スマホに全部入れてしまうことに抵抗があって(スマホ忘れると何にもできなくなるので汗)今のところカードで持っています。

お金関連の整理をした感想(コツと注意点)

お金関連の整理をした感想(コツと注意点)終活の手始めとして、やはりお金関連の整理は必須だろうな~ということでやってみました。 普段から整理しているつもりでも、ふたをあけてみると結構ごちゃごちゃしているものです。たとえばクレジットカードを作り、カードが送られてきたら、カードだけ抜いて、それ以外の紙をバサッと箱に入れる、みたいな感じで。とりあえずバサッ、バサッというのが積み重なって、雑然とした書類の束でカオスな状態なわけです。 それを銀行は銀行、クレカはクレカ、というふうに種類でわけて、口座や会員サイトのログイン情報までチェックしながらやっていたら、意外と時間がかかりました(^^;) そして紙ごみが出るわ出るわ。整理すると必要書類はかなり少なくなりスッキリしました。 ポケット付のファイルに入れてファイリングしようかと思いましたが、結局クリアファイルに「銀行」「クレジットカード」といった感じでインデックスを付けるだけにしました。必要な時に必要なものだけ取り出せるのが、私の場合、現時点では使い勝手がいいなと感じました。 インデックスは、市販のものを買おうかとも思いましたが100均でカードサイズのラミネートを買ってきて、のり付きの側だけを使い、「銀行」などと印刷した紙を貼って自作しました。 でも、市販のこういうの↓を買ったらカンタンにきれいにできますね(^^;) 実は、整理しながら簡単にラベルが作れるラベルライター(テプラみたいな)が欲しくてたまらなくなり、かなり調べてしまいました。 ↑が欲しくてもう少しで買おうかと思いましたが、終活しているのに物を増やすのは・・と思いとどまりました(笑) でもこれはコンパクトながら簡単にスマホ操作でラベルが作れてとても便利なんですよね。 今回は「明日わたしが突然死したとき、第三者が見てわかること」をテーマに整理するようにしました。クレジットカードの会員サイトがある場合、ログイン情報なども併記するようにしました。ただ、パスワードを別管理にするようにしました。ネットのログイン情報、特にパスワードは記録の仕方がむずかしいですね。終活をはやめに開始する場合、
  1. 三者にわかりやすく
  2. 防犯
  これらを両立させながらやらないといけません。今はまだ②を優先しますが、もっと歳をとったら①を強化しなければいけないだろうな、とは思います。今後はもっと効率的な方法を探してみたいです。

お金関連の整理をしてみた:まとめ

今回は、お金関連の整理をしてみた結果を記事にしてみました。まとめると、
  • お金の出入りがあるものについて、銀行口座、クレジットカード、保険、公的年金、光熱費・通信費などの固定費、住まい関連、投資関連、その他という種類ごとに整理
  • ネット上に会員サイトがある場合、ログイン情報も併記
  • パスワードは注意しながら管理すべし
意外と労力がかかりましたが、とても大事な作業だとあらためて思いました。定期的に整理した方がいいんでしょうね。銀行口座もクレカももう増やしてはいけない、むしろ減らすべし、と肝に銘じたわたしなのでした。 ブログ村に参加しています。ポチッとしていただけると嬉しいです。 にほんブログ村 シニア日記ブログ 終活・エンディングノートへ にほんブログ村 その他生活ブログ 断捨離へ にほんブログ村